1.ケース35.日本,福岡,1948年10月15日 考察
地上のレーダーサイトでは,目視と機上レーダーで捕捉された不明目標を捕捉できなかった.だが,F-61は断続的に地上から捕捉されていた.報告には“グランドクラッタ”の影響かもしれないと書かれている.
乗員たちは,“ずんぐりした,はっきりした輪郭をもった”この物体からは排気炎も軌跡も見えなかったと語っている.6回の迎撃の総時間は10分とされている.
私たちがここで扱っているのは,異常な物体がレーダーで捕捉され,それが目視により裏付けられている多くの事例のうちの一つである.この事例が識別不能事例に分類されるのは驚くべきことではないが,同様のUFO事例が他にも多数記録されているのに,徹底的調査を要する科学的重要性のある問題だと認識されず,ずっと無視され続けているのは,驚くべきことである.
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