6.現在関心が持たれているUFO報告の種類
この論文では,UFO現象のカテゴリを完全に網羅することはできない.
詳しく説明すれば理解していただけると思うが,手短に話すと,UFO現象の異常な性質,複雑さが認識されるようになれば,科学界全体が衝撃を受けるのは間違いない,ということである.こんなことを言えば嘲笑されることは承知している.しかし,私は科学者の良心にかけてはっきり言おう.私は調査に2年費やして確信を得た.UFO問題は科学および技術的な難題をつきつけている.すぐにこの問題を調査して解明するよう,世界的な科学者に挑戦してきているのである.
a.夜間の発光体(NICAPのスタッフが“DL(夜間怪光)”と呼んでいるもの).
b.翼のない円盤および葉巻型物体の至近距離での目撃.
c.夜間近距離で目撃される静止滞空する発光物体.規則的あるいは不規則に点滅する場合がある.
d.レーダーで捕捉された物体.地上あるいは飛行中の航空機から同時に目撃される.
これらの四つのカテゴリにすべて分類されるわけではないが,特に多く見られる興味深いカテゴリである.
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