全米UFO論争史 >第8章 1965年── 論争の転機 |
1947〜1964年の17年間,UFO問題で対立関係にあるグループが激しく論争を戦わせていた.その一方は空軍であり,もう一方は民間のUFO研究団体であった.報道機関,大衆,議会も論争に関わることがあったが,それは報告が多発するわずかな期間である.空軍と民間研究団体の攻防は,ほとんどの人々にとっては重要なものではなかった.大衆の関心を誘い,重要性を認識させられるグループ──科学者たち──は沈黙したままだった.だが1965〜1967年,この論争に転機が訪れた.論争の周辺にいた人々が,その中に積極的に関わりだした.報道機関,大衆,議会,科学界全てがUFO論争に加わったのである.その結果,空軍はほぼ独占状態だったUFO研究を手放し,ある大学に研究を依頼することになった.
|
謝辞 用語について 第1章 謎の飛行船 ─― 論争の序曲 第2章 現代のUFO目撃始まる 第3章 1952年のUFO目撃ウェーブ 第4章 ロバートソン査問会 第5章 コンタクティとUFOマニア 第6章 1954〜1958年 ―─ NICAPの台頭 第7章 議会公聴会開催を巡る争い 第8章 1965年 ─― 論争の転機 第9章 コンドン委員会とその余波 第10章 1973年 ── 過去からのこだま 空軍が受けた年間UFO報告数の変化 日本語版あとがき ・閲覧可能となった米政府文書 ・目撃報告の減少 ・ロズウェル事件 ・ネオコンタクティ ・UFO研究界 ・陰謀論 ・アブダクション ・次の段階 註 情報源について 主要参考文献 著者経歴 索引 本書で取り上げた書籍一覧
|
SSPCのUFO書籍・資料 |
メルマガ「UFO研究WEBマガジン」 |
販売書籍| 資料室| 書評| リンク |
UFO書籍のSSPC TOPへ |