全米UFO論争史 >第7章 議会公聴会開催を巡る争い |
空軍にとって,連邦議会でUFO の公聴会が開催されることは重大な脅威であった.その開催は,UFO現象が極めて重要であり,政府がそれに非常に関心を持っていることを意味するものとなる.それがきっかけで国益を損ねる「フライングソーサー・パニック」が起きるかもしれない.公聴会の内容如何では空軍はUFOファイルの機密解除を余儀なくされ,これまで十分に公開してきたとする空軍の主張との矛盾が露呈するかもしれない.公聴会は空軍のUFO調査に対する批判,広報プログラムに影響する批判を促すかもことになるかもしれない.そのため,公聴会を阻止,あるいは制限を課すことが1957年から1964年までの空軍の主要目標となった.
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謝辞 用語について 第1章 謎の飛行船 ─― 論争の序曲 第2章 現代のUFO目撃始まる 第3章 1952年のUFO目撃ウェーブ 第4章 ロバートソン査問会 第5章 コンタクティとUFOマニア 第6章 1954〜1958年 ―─ NICAPの台頭 第7章 議会公聴会開催を巡る争い 第8章 1965年 ─― 論争の転機 第9章 コンドン委員会とその余波 第10章 1973年 ── 過去からのこだま 空軍が受けた年間UFO報告数の変化 日本語版あとがき ・閲覧可能となった米政府文書 ・目撃報告の減少 ・ロズウェル事件 ・ネオコンタクティ ・UFO研究界 ・陰謀論 ・アブダクション ・次の段階 註 情報源について 主要参考文献 著者経歴 索引 本書で取り上げた書籍一覧
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