UFO初期の年代の非常に豊富な事例を紹介している。有名な事例はほとんど網羅されており、空軍内部からの視点でそれらの事件を描いている点で資料的価値も高い。
空軍の将校たちが地球外仮説を支持し、積極的にUFO観測態勢を整えようとしたこと、地球外仮説のの証明を目的とした研究を行っていたこと、UFOを嘲笑し批判的態度をとっていた米空軍のコンサルタント天文学者ハイネックが、“改宗”したこと、も当然だと思わせる、信憑性、異常性ともに高い事例が多数登場する。
また、本書の正確性は、機密解除されたファイルと照合され確認されている。
欧米のUFO研究団体の推薦図書に必ず入っている古典的名著の完訳版。
この本を読んでわかること
◆米空軍のUFO研究に関わっていた人たちの中に地球外仮説を支持しているメンバーがかなりの数存在していた。
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プロジェクトサインの状況評価報告書には、UFOは地球外起源のものであると主張していた。
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米陸軍は、UFOの撮影を意図した観測計画で、三角測量を成功させ、UFOのサイズや高度の測定を行っていた。
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数千時間の飛行時間をもつ旅客機のパイロットたちの多くがUFOに遭遇している。
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戦闘機がUFOに銃撃を加えていた。
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墜落死したマンテル大尉が追跡したUFOの正体はスカイフック気球だった。
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バッテル記念研究所がUFOの研究を行っていた。
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ADC(防空コマンド)がUFOの研究に積極的に動いていた。
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ADCのF-94C、12機(2個飛行中隊)をUFO観測専用機に改造して目撃多発地域に配備する計画が存在していた。
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米空軍がUFOの分光観測を計画し特殊カメラを製作していた。
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ソ連機の侵入を監視していた地上監視部隊が何度もUFOを観測していた。
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レーダーおよび肉眼による同時UFO観測事例が多数存在していた。
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UFOが迎撃に上がった戦闘機をからかうような行動を何度も行っていた。
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東京湾上空でもUFOは米戦闘機に対して挑発行動をとっていた。
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戦闘機のガンカメラがUFOを撮影していた。
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RB-29写真偵察機がUFOの撮影に成功した。
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米空軍航空技術情報センター所属の少佐がUFOの機動が知的に制御されたものであることを明らかにした研究報告を提出していた。
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NATOの海軍軍事演習(オペレーション・メインブレイス)時にUFOが出現し、空母FDルールベルト艦上からUFOが撮影されていた。
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UFO観測と放射線の増加に明確な関係が見られた事例がある。
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天文学者の方が、一般人よりもUFOを目撃する可能性がはるかに高い(10倍以上)。
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ドイツロケット工学の父、ヘルマン・オーベルト博士、V−2ロケット主任設計技師ウォルター・リーデル博士、航空力学者モーリス・ビオ博士がUFOの地球外仮説を支持していた。
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報道管制が行われている共産圏でもUFOの目撃が多発し、その噂が広まったため、沈静化させるためにソ連やルーマニアがUFO批判報道を行った。
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軍はUFOを政治的に何度も利用していた(実は本書もその一環だった)。
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未確認飛行物体に関する報告
米空軍を翻弄し続けたUFOと、米空軍UFO研究の内幕を描いた本
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